北野剛士(きたのつよし)
1982年10月8日生
病院などに13年間勤務
金沢大学大学院修士課程卒業
JTOC(日本トラディショナルオステオパシーカレッジ)卒業
若狭医療福祉専門学校非常勤講師
元ユティック陸上競技部トレーナー
D.O.(Diploma of Osteopath)
理学療法士
住環境コーディネーター2級
ヨガインストラクター
ピラティスインストラクター
私が金沢大学大学院を卒業し、理学療法士として順風満帆な日々を送っていた頃、母親から「腰痛や肩こりが辛いから治療して」とお願いされました。私は、「腰痛や肩こりなんて簡単」と自信満々に母親に施術を行いました。その結果に私は愕然としました。私はこれらの症状に対して何も出来なかったのです。「今まで研究や治療経験を積んできたのは何だったのか」と落ち込み、改めて病院での患者さんの症状を再確認しました。たくさんの患者さんが痛みやしびれ感などを訴えていても、「それは手術したから仕方がない。時間がくれば治る。」と無意識に決めつけていたのです。
そんな時、妊娠した妻が「整体院に行くから付いて来て」と言われ、何も考えずに付いて行きました。その整体院の先生はオステオパシーをされており、そこで初めて私は「オステオパシー」に出会いました。初めて見たときは何をしているのかさっぱり分からず、お話を伺っても私の知識不足で理解出来ませんでした。ですが数回の治療で妻の股関節痛がなくなり、子供も安産で生まれました。「これだ!私もこの施術法を勉強したい。」と思うようになり、整体院の先生のご厚意で日本オステオパシープロフェッショナル協会を紹介して頂きました。
それからは日本オステオパシープロフェッショナル協会で教えて頂いた解剖学・生理学・治療法を練習及び勉強し、自宅や職場でも触診能力の向上に努めました。オステオパシーを勉強し始めて10年以上が経ち、オステオパシーを実施することで様々な患者さんの症状を改善出来るようになってきました。それと比例して「もっと多くの方にオステオパシーを知ってもらい、悩んでらっしゃる方の力になりたい」という思いも強くなっていきました。
そして更なる研鑽を積むために、国際基準の教育が受けられる日本トラディショナルオステオパシーカレッジに入学しました。その後、外国人講師・日本人講師にご指導を受け、令和5年6月に同学校を卒業し、Diploma of Osteopathを取得しました。